
車が欲しい!でも車って高い買い物なので一括での支払いは難しい、、、そんな時に頼れるのが自動車ローンです。ですが、自動車ローンは種類が多く、どれが自分に最適なのか判断するのが難しいです。そこで今回は様々な種類のローンの特徴や審査を通りやすくするためのポイントを解説いたします。
目次
自動車ローンとは?
自動車ローンとは、自動車を購入する際に契約するローンを自動車ローンといいます。ちなみに、マイカーローンやオートローンとも呼ばれています。自動車ローンを利用することで、初期費用を最低で0にする事も可能なため、預金の少ない若者から高級車に乗りたい方まで数多くの層に利用されています。ただし、全ての方がローンを組める訳ではないので、まずは購入を決める前に自分がいくらのローンが組めるのか確認する必要があります。
自動車ローンのメリットデメリット
メリット
デメリット
自動車ローンのメリット
自動車ローンの一番のメリットは、一度にまとまったお金を用意する事が出来なくても高額な車を購入する事が出来る事です。もちろん預金に余裕があればローンを組む必要はありませんが、一括での支払いが出来る程の資金があったとしても、貯金を全て使って購入する事は、急遽お金が必要になってしまった際に対応出来なくなってしまう等のリスクが伴いますのでおすすめしません。
自動車ローンのデメリット
マイカーローンのデメリットは「金利」です。借入金や返済期間に比例して支払額が増大するため、自分の経済力で支払が問題なく行えるか予め計画を立てる必要があります。
自動車ローンのシミレーション

説明だけだとイメージしずらいので仮設定で、年利3%の自動車ローンで200万円を5年かけて返済する場合のシミレーションを行ってみましょう。
自動車ローン条件
- 借入額:200万円
- 返済期間:5年
- 年利:3%
返済内容
- 返済金:毎月35,937円
- 総返済額:2,156,240円
つまり、上記の条件でローンを組むと金利だけで15万以上の支払いをすることとなります。当たり前のことですが、借入金や返済期間が長くなるほど支払金額が増加してしまうので、預金に余裕がある場合は頭金で借入金を抑えたり、ボーナス月は返済金を増やして返済期間を短くするなどの対策が可能であれば導入することをおすすめします。
参考:JAバンク | マイカーローン返済シミュレーション
https://www.jabank.org/money/mycar/
自動車ローンの種類

自動車ローンは大きく分けると「ディーラー系ローン」と「銀行系ローン」の2種類に分けられます。
ディーラー系の自動車ローン

自動車販売店などからの借り入れを行うものとなります。
メリット
デメリット
メリット
審査が早くて通りやすいということです。また、手続きもすべて代行してくれるので非常に楽です。
デメリット
銀行系ローンよりも金利が高いということです。年利は平均で5~7%なので、 平均年利が2~3%の銀行ローンと比べるとかなりの差です。ですが、度々金利がお得になるキャンペーンを行っているので、ディーラーの公式ホームページをチェックすることをおすすめします。
銀行系の自動車ローン

銀行から直接借り入れを行うものとなります。
メリット
デメリット
メリット
銀行系ローンのメリットは、金利が安いということです。平均の年利が2~3%で、場合によっては2%を切ることもあるため、人気が高いローンです。
デメリット
銀行系ローンのデメリットは、審査が厳しく、時間がかかり、手続きもかなり手間がかかり面倒なことです。なので銀行系ローンを利用する場合には、時間にある程度の猶予がないと厳しいかもしれません。また、完済するまで車の所有権がディーラーになるため、ローン返済が終わるまでは車を売却することができませんので注意が必要です。
金利の種類

金利にも様々な種類があります。知らないとあとで後悔する場合もあるので、そうならないようにそれぞれの特徴やメリットデメリットを解説いたします。
新車と中古車
銀行系ローンであればどちらでも変わらないのですが、ディーラーローンの場合は新車と中古車でローンの金利が違います。新車の場合は5~7%なのに対して、中古車の場合は平均年利が9.0~10%と非常に高くなりますので注意が必要です。
固定金利
メリット
デメリット
固定金利とは、借入時に金利が決まり完済まで利率が変わらない自動車ローンです。そのため毎月の返済費が把握しやすいので返済計画が立てやすくなります。ただし、変動金利に比べて金利が高いことが多いので注意が必要。ちなみにディーラー系のローンはすべて固定金利です。
変動金利
メリット
デメリット
変動金利とは、年利が経済情勢によって変動する自動車ローンです。経済情勢によって最初に想定していたよりも金利が上昇してしまうリスクがありますが、利率が低い傾向にあります。ですが、自動車ローンの場合は返済期間が他のローンに比べて短いことが多いため、利率変動によるリスクはあまり大きくはありません。 一般的に半年ごとに利率の見直しが行われます。
自動車ローン審査に通りにくい条件
自動車ローンはすべての方が契約できるとは限りません。ローンを組むという事は、お金を借りるのと同じですから、返済能力が低い方より高い方の方がより高額な融資を受けられます。では、実際に自動車ローンの審査で落ちてしまった方に多く見られる共通点を挙げていきます。
審査に落ちた例
年収に見合わない高額な借入
年収が低い方が高級車を買うためにローンの審査を出してもなかなか通らないです。返済が滞ってしまうとお金を貸し出す方も困るので、返済が安定して行えそうか年収と借入額を見て審査しています。判断基準は金融機関によって異なりますが、目安として「返済負担比率」というものがあります。
返済負担比率
返済負担比率とは、年収に占める年間返済額の割合のことです。
「年間の返済額÷年収×100」が35%~40%以上だと審査に落ちる可能性が高いと言われています。
他で高額なローンを組んでいる場合
年収と借入額のバランスが良くても、住宅ローンなどの高額なローンを組んでいる場合、審査に通らないことがあります。
職業が安定していない
フリーター・自営業などのように収入が安定していない職業の場合、審査が通らないことがあります。また、職業自体は安定していても勤続年数が短い場合も通らないことがあるので注意が必要です。
信用情報に不安要素がある
過去に自己破産やクレジットカードなどの支払いを滞納していたりすると、ブラックリストに載ってしまい審査が通らない場合があります。その場合は信用情報が白紙になるまで待つ必要があります。ただし、白紙になっても過去にブラックリストになった事実は残るため、借入条件によっては審査を通すのが難しくなる場合もあります。
また、最近だと少ないかもしれませんが、携帯電話やクレジットカードを持ったことがなく、信用情報が記録にない場合も審査が通らないことがありますので注意しましょう。
審査内容に偽りがある
審査を通したいが上記にあげたような審査を通すうえで不安要素がある際に、虚偽の内容で申告しようとすると、逆にマイナス評価になってしまいます。金融機関は融資する相手の情報を徹底的に調べ上げるので虚偽の内容はすぐにバレてしまいますので絶対にやめましょう。
自動車ローン審査を通すためのポイント
上記で上げた項目に該当する方全員が審査に通らないかと言われると、そういう訳ではございません。あくまでも融資を受けられるかどうかの判断は金融機関によるので、一度断られてしまった方でも、別の期間でもう一度審査を行えば審査が通る場合もあります。ですが、何も対策をしないで受けてもまた通らない可能性が高いので審査を通しやすくするポイントを紹介します。
審査を通すポイント
頭金を用意する
借入金額が多いほど審査が厳しくなるので、頭金を用意して借入額を抑えることで審査に通りやすくなります。また、そのぶん金利も減るので審査が通りそうな場合でも無理のない範囲で頭金を用意することをおすすめします。
保証人を立てる
ご自身単独では審査が厳しい方でも、保証人を立てる事で審査に通る場合もあります。その際はもちろん保証人になる方の社会的信用が重要視されるため、審査に有利な方になって頂いた方が審査に通りやすいです。また、申込人様との関係も重要視されるので、他人では保証人になれない場合が多いです。そのため、ご家族の方に保証人になってもらうのが望ましいです。
車のローンについてまとめ
ここまでローンについてご説明させて頂きましたが、ローンの審査に通るか不安な方は、金融機関に判断して頂かない事には始まりません。弊社カーネクストでは最短30分程度で面倒な書面もナシで簡単に審査する事ができますので、ローンでお困りでしたらお気軽にご連絡ください。
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